座談会でのアンケート回答集1

 

アンケート項目1

屋久島の自然・観光・島づくりについて、あなたのお考えや想い・アイデアなどをお聞かせください。

(回答一覧)

●生まれてから今日至る屋久島の生活で自然に対する考え方は少々異なる見方を私自身はしている。山の資源にかかわって育って来たからである。一時的時間経過の中で評価すべきではないと思っている。自然回復力を強く持っていることも学び論ずべきであると思う。屋久島の観光が自然を背景に存在するとすれば尚更であろう。

●観光客のマナーがなくなってきている。

●各団体間の連絡・調整が行えるような人材を育成する必要があることを感じました。

●生産者(1次産業)は、材料を提供する。加工者(2次産業)は、材料を加工する。観光業者(3次産業)は、製品が売れる様人々を運ぶ役割。各集落で週1で製品を販売するうまいローテーション)。そこに例えばガイドが人を運んでくる。

●島に仕事が無いといって島民が島外にでていくわけですが、ニーズはたくさんあるんです。こんなお店があったらいいなぁとか、子供の面どう見てくれる人が欲しい!とか。仕事を自分で作るノウハウを勉強する場を作るべきだと思います。移住者は都会で営業の仕方を学んでいるはずです。そこをうまく利用するとか。とにかく新しいことに挑戦しない考え方を脱しないと、どんどん島の人が外に出て行くばかりだと思います。

●自然だけでなく、文化の面でももっと屋久島をアピールしていけたらと思う。そうすることにより地元の人たちとの接点ももてるのではないだろうか?

●屋久島の資源は自然。永続的な産業の維持のためにこそ、自然を守るべき。当然ながら当事者である島民がその主体になるべき。

●もっと方法があるはず。一万数千人の島の人々なのでなんとかまとめることもできるはず。早く行動を起こさないともっと環境が劣化していくはず。先進的でモデル地区になるような行政手腕を発揮してほしいです。今はあまり感じない。

●観光業の中のガイドが地域住民として、他の産業と連動するように働きかけ、義務と権利を確実に行うことにより島に潤いを与えてほしい。ガイドの兼業化。

●グリーン購入の導入(役場等へまず)、電気エネルギーの民需への利用拡大(自動車への利用等)。

●入山車のハイブリッド化。

●島としての100%の地産地消を目指してみる。縄文杉が無くなったら・無かったらとした場合の島の観光がどんな感じになるか。

●膨らみ過ぎた観光関係産業をどう調整するか。というのはこれ以上島に入り込んでもらいたくない。

●地産地消がまず大事だと思う。そのために島特産のタンカン、茶は大々的に宣伝してほしい。(他にあれば)それもPRする。

●島に住む人々の思いと、行政の政策のギャップを感じます。(*観光客が増えて嫌だという意見とツーデーマーチのようにマスを呼ぶイベント。)協力金制度の一本化。

●島の事を島の人が考え、決めていく、そんな場・組織が必要だと思う。

●富を生む対象は百姓にとっての畑、大事にしましょう。山については、山小屋(有人小屋)の設置が必要。

●強い島づくり。農業・林業・水産など一次産業に対する意識アップさせる運動!島民の声を大切に育てる社会教育的ムードができれば変わってくる。

●一次産業を主体として、バランスのとれた産業構造の推進。

●各家に縁側を作る。 屋久島のカラーを出せることをもっと考える。

●最悪でも現状の島であってほしい。

●地産地消を大切にしてほしい。そして第一次産業を売りにして外からの客が喜ぶ島にできればよいと思います。

●何故、観光客が減ると困るのか?白谷は増えた、ランドは減った。ランドも増やさなくては…的発想・・・不思議に感じることがあります。観光客が減ったら、観光客がくる前の生活にもどればいいだけではないのかな?まあ、お金の問題はありますが・・・。

●まずガイド、山に登る人達へ。もっと時間をかけて屋久島の山を楽しんでください。屋久島の山は険しいと聞きますが、木道ができたり参道が整備されたことで、日帰りしたり、簡単に山を目指したりします。私は山は苦手で登ろうとは思わないのですが、険しい山は時間をかけていい・・・。そうすることが自然な規制にもつながるのでは・・・。(うまく書けないのですが)。それとシカとかサルはそれを活かした起業を考えるのもいい。

●合成洗剤や毒性が強い化学薬品を使用しない。農業、漁業、林業の全てにおいて地産地消に努める。農業においては農薬、化学肥料を使わない有機農業を推進する。林業においては地形を利用しながら照葉樹林を復活させていき、FSCの認証を受けられるように体制を整えていく。大型店舗等に対し食品などの過剰包装、無駄なトレーなどを無くすように働きかけ、リサイクルよりもゴミを出さないよう努める。公共工事においては持続可能な開発に努める。またこれらを実行しながら対外的に意識の高い観光地としてアピールしていく。

 

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