屋久島タイムスの創刊に寄せて.4

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「屋久島タイムスに期待すること」

●屋久町:原 日高 豊さんからのメッセージ

島に住むものとして
島側のものの見方が
島を見ている人に
うまく伝わっていないように感じます。

伝わっているとすれば、
一部の・・・
 外に対して聞こえのいい情報だけではないか・・
    ・・・・と最近思うことが多々あります。

このことは、
情報発信能力、情報発信機関を持たない
私のひがみなのかも知れませんが・・・。

どのような情報の中であれ、
どのように見られようが
私はこの島で生活をしてゆくわけです。

どんなきれい事を言おうと
ここに人の生活がなければ
この島はこの島足りえません。

安藤代表のいう
「生活に根ざしたものでなければ説得力を欠く」
という考え方に
私は感銘を受けております。

ただ先にも言ったように私自身、
自分の思いを表現するすべを持ち合わせていなかっただけに
屋久島タイムスに期待することは大変大きいものがあります。

草には草の思いがあります。
言葉に出来ない思いもあります。
言うにいえない夢もあります。
島に対する期待もあります。

どうかそのようなことを受け止めていただいて、
声無き声を表現していっていただきたいと思っています。

そして、島の新しい価値観(古い価値観?)を
堂々と外に向かって言える土壌を
創っていっていただきたいと思います。

未来の島人たちに評価していただけるような
そんな世界を共に創っていきましょう。

2005.10
屋久町原 日高 豊

 

■プロフィール
日高 豊(ひだか ゆたか)
1962(昭和37)年 屋久島 原(はるお)生まれ

高校3年間プラス1年福岡に居住以外は
屋久島で生活。
現在、家業の農業(ナカラセ果樹園)に従事し、
(ぽんかん・たんかんのご用命はお気軽にどうぞ)
「より良い地域創りを」と理想に燃え町議に在職中。

鹿児島県熊毛郡屋久町原896-1
日高 ゆたか
0997-49-3665
shimadukuri@hydream.com

 

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