兵頭昌明の四方談義 Vol.30

 

「行財政改革日本一の町」を目指そう

行財政改革、公共事業の見直し、観光の振興が、今回の屋久島町長選挙のテーマになりつつあります。

なかでも、行財政改革は民間の世界で日常茶飯に行なわれているものです。
この努力を怠ると瞬時に終りがくるのです。
中身は単純。

問題は、優先順位とやるかやらないかだけです。
民間では、日々行財政改革が行なわれているのです。

見た目の数字に振り回されてはいけません。
数字の実態はほとんどが分数。
分母や分子だけを見て一喜一憂してはならないのです。

収入を増やす、という点からいえば、官は民と違い、直接の稼ぎが中心ではないので、民間の経済活動を活発にして、税金や手数料、使用料で間接的に自主財源を増やすしかありません。
残る国や県との駆け引きも、首長の腕の見せ所です。

支出を抑える、という点からいえば、あらゆる切り口で無駄を見つけ排除し、効果的な方法を採用、構築していくのみ。
人、もの、時間、場所、、、
スクラップアンドビルドは行財政改革の場にこそ必要です。

なぜ、合併が推進されたのか。

それは、国に金がないからです。
今こそ、「行財政改革日本一の町」を目指すチャンスです。
看板効果を狙う国や県からの収入増は必定なのではないでしょうか。

(2007.9.22発行のレポート44より、加筆訂正)

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