新産業を創造しよう
自然資源収奪型の経済構造に疑問をもち、
異を唱えつづけて45年になります。
能天気なことを訴えつづけることのできる良い時代に
生まれたものだと思います。
そして今、
求めていたものと目の前の現実との落差にがく然となり、
まともに見れば、茫然自失しかねませんので、
なんとなく目をそらし自分を合理化することが
処世術になってしまいました。
選挙のたびに・・・
「未来に誇れる」「子孫のために」「子どもたちに残す」・・・
といった標語があふれています。
今やるべきは、
後世に邪魔にならないような体制や産業を創りだすことです。
そう考えたときになにができるのか、
簡単に答えはみつかりそうにありませんが、
第三次産業を超えた第四次産業ともいうべき産業の構築を
目指すべきではないでしょうか。
これからの日本は・・・
「外交、防衛、警察以外は地方で」
・・・という方向に進むでしょう。
地方における生き残り競争のはじまりです。
限られた時間の中、
時代にツケを残さない新たな産業創造のため、
豊富な原材料資源、歴史、文化、伝統を有機的に結びつけ、
新しく生まれ変わらせる「知恵」が求められています。
(2005.10.27発行のレポートより加筆訂正)
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