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ニュース&コラム (2006年7月分)
●スポーツ&飲んかた(7/3)
●台風3号がやって来る!(7/6)
●3号がいったと思えば4号が!(7/10)
●屋久島っこのパラダイス!(7/12)
●四万十高校の生徒が屋久島研修に (7/14)
●大盛況!一湊浜祭り (7/17)
●ありがとう日本の翼、
ありがとう屋久島の翼! (7/18)
●全国各地の大雨による災害発生に思う (7/20)
●これぞお祭り!深川まつり! (7/24)
●上屋久っ子全員集合!友愛球技大会
熱戦!熱戦!また熱戦! (7/26)
●7月26日、屋久島は梅雨明けしました。(7/27)
●屋久島高校生が調査員として大活躍!(7/30)
今月のニュース&コラム
●スポーツ&飲んかた(7/3)
7月2日(日)、宮浦小中PTA合同球技大会が開かれました。
地区別にチームを組み、
男子は中学校のグラウンドでソフトボール、
女子は小学校の体育館でミニバレーを行いました。
(Photo by 船津 毅)
(Photo by 船津 毅)
男子のソフトボールは、11時頃雨が土砂降りになり、
あえなく途中中止。
しかしながら、珍プレーあり好プレーありで、
P(保護者)もT(先生方)も久々にいい汗をかきました。
屋久島では集落対抗とか地区対抗とか、
そういう単位で行われるスポーツが盛んです。
区民運動会、町民体育祭、駅伝大会などなど・・・
そしてスポーツで競い合ったあと、
「反省会」という名の「飲んかた[飲み会]」が行われます。
もちろん「飲んかた」は地域や地区単位です。
ビールや焼酎を酌み交わしながら、
その日のプレーを反省し、
なおかつ時間が経つ程に
地域のことを話し合う・・・。
「今度の地域のまつりは○○みたいなメニューも入れたいな〜」
「○○の道が危ないから、看板でも立てんといかんな〜」
〜などなど〜
スポーツ&飲んかた・・・
これは屋久島のひとつの文化かもしれません。
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●台風3号がやって来る!(7/6)
中心気圧935hPa、
非常に強い台風3号がやって来そうです。
*気象庁発表の台風予想進路図です。
http://www.imocwx.com/typ.htm
「いやぁ〜、まっぽし(まともに)くるかもしれんなぁ〜。」
昨日の夜から、強烈な雨が降ったり止んだり、
今日は雷がゴロゴロとなっています。
また九州南部は、局地的に大雨が降り、
土砂災害警戒情報が出ています。
これは台風の影響というよりも梅雨前線の影響でしょうか?
どちらにしても、いよいよ来るな!・・・という感じです。
漁師のみなさんは、昨日から台風接近に備え動き始めています。
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●3号がいったと思えば4号が!(7/10)
台風3号が通り過ぎていきました。
今日は朝から日差しがかなりきついです。
湿度もかなり高いようで、ねっちょりとした汗をかきます。
私はこのギラギラベタベタが苦手です。
台風3号は思ったよりも西方向にずれたため、
屋久島はあまり影響を受けませんでした。
ただ、海がしけていたため、
フェリーが土日は欠航となり、物流がストップ。
今朝のスーパーの商品棚はガラガラでした。
3号が去り、平穏な日々が訪れると思っていたのですが、
またまた台風4号が発生しました。
梅雨もいまだ明けず、台風がまたやってくる・・・。
しばらくはイライラの日々が続きそうです。
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●屋久島っこのパラダイス!(7/12)
一昨日の記事で台風3号のことを書きましたが、
屋久島のこどもたちにとっては、
台風なんて関係なかったようです。
写真は、9日(日)の宮之浦川上流で行われた
ゆかり幼稚園ぞう組のレクリエーションの様子です。
(Photo by 船津 毅)
いかがですか!
屋久島っこにとっては、少々の雨はノープロブレム!
思いっきり楽しんでいたようです。
ちなみにこの場所は、町なかから10分もかからない所。
屋久島っこにとってのパラダイスです。
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●四万十高校の生徒が屋久島研修に (7/14)
宮之浦港の新港に見なれない船が停泊していました。
「土佐海援丸」という船です。
調べてみると、高知県の四万十(しまんと)高校の
自然環境コースの1年生15名が
「土佐海援丸」で研修に来ているということでした。
四万十高校では、毎年屋久島研修が行われているようです。
■宮之浦新港の「土佐海援丸」
四万十川といえば、かの有名な清流です。
その上流域の幡多郡大正町に四万十高校はあります。
四万十高校は県立高校ですが、
ホームページを見てみると
(*四万十高校のHP:http://www.kochinet.ed.jp/shimanto-h/ )
高知県だけではなく全国から生徒を募集していました。
屋久島高校にも環境コースがあります。
しかし、現在のところ県外から受験することはできません。
屋久島高校はここ数年、定員割れ(120名/学年)が続いています。
屋久島高校も、四万十高校のように
全国各地から生徒たちが集まれば
色々な意味でプラス効果があると思うのですが・・・。
みなさんはどう思いますか?
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●大盛況!一湊浜祭り (7/17)
7月16日(日)、上屋久町の一湊(いっそう)漁港揚場にて
「第2回一湊浜祭り」が開催されました。
大漁旗に彩られた船団パレードや演芸の披露、
地元の水産物やかき氷、うどんなどの出店も大繁盛でした。
そんな中、
会場で福岡から来た観光客の方に話し掛けられました。
「いやぁ〜ラッキーでした。
”いちみなと”の祭りを見れたので・・・」
「ハァ?
あの〜”いちみなと”じゃなくて
”いっそう"と読むんですけど・・・」
「あ〜、”いっそう”と読むの!ごめんなさ〜い!!」
その後、ご飯が食べられるお店を教えてあげて
話は終わったのですが、
・・・・いやいや参りました。
たしかに漢字だけをみると”いちみなと”と読めます。
屋久島の人にとっては「一湊」は”いっそう”があたりまえ!!
でも、よそから来られた方にはわからなかったのです。
地名や人名などの固有名詞はきっちりと読み方を示さないと
ず〜と誤解が続く場合があるということに改めて気付きました。
でもホントよかったです!
あの観光客の方が、福岡に帰られて
「屋久島の”いちみなと”っていいところよ〜」
・・・ と言われなくて・・・。
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●ありがとう日本の翼、
ありがとう屋久島の翼! (7/18)
今年の9月30日に完全退役が決定している
日本唯一の国産旅客機YS-11。
7月17日(月)、屋久島でのラストフライトがありました。
■YS-11屋久島での最後の勇姿 (Photo by 船津 毅)
長年、多くの島民、多くの来島者の貴重な足として
YS-11は活躍しました。
ありがとう日本の翼!
ありがとう屋久島の翼!
YS-11・・・・
あなたの勇姿は、いつまでも記憶の中に残るでしょう。
■ありがとうYS-11 (Photo by 船津 毅)
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●全国各地の大雨による災害発生に思う (7/20)
梅雨明け宣言はされていませんが、
屋久島はここ数日好天に恵まれ、
穏やかな夏の日々が続いています。
一方、全国各地で大雨による災害が発生しています。
テレビの報道をみると、その悲惨な状況に胸が痛くなります。
雨がたくさん降るということは自然現象なので、
どうすることも出来ませんが、
災害発生を事前に察知し、避難することは
ある程度は人間ができることです。
今回、19日午前4時すぎに京都府京丹後市で起こった
土砂崩れによる災害(2名行方不明)については、
地元行政である京丹後市が
京都府の土砂災害監視システムに基づく「避難」通知を
18日夜に3回にわたって受けていながら、
土砂崩れのあった地区に
避難を勧告したり指示していなかったということが
明らかになりました。
とてもつらい話です・・・。
自然災害と人災はまったく別次元で語られがちですが、
複合災害というものもかなりたくさんあるような気がします。
完璧とは言えないまでも、せっかく作った府の監視システムが
「市」という組織の壁に阻まれ、
住民まで伝わらなかったことが悔しい限りです。
屋久島でも台風や大雨が発生すると
避難所に避難することがあります。
「避難したけど、結局な〜んもなかった、
これやったら家におった方がよかった・・・」
・・・ということもしばしば聞きます。
しかし、これはあくまでも結果論です。
個人も地域も行政もみんなが防災について
しっかりと意識を持ち、
行動しなければならないということを
あらためて感じました。
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●これぞお祭り!深川まつり! (7/24)
7月22日(土)の夜、
上屋久町宮之浦の香附子(こうぼし)団地広場において
「深川まつり」が開催されました。
この祭りは、
深川地区住民の
深川地区住民による
深川地区住民のための祭りです。
(Photo by 船津 毅)
私も深川地区に住わせていただいて3年。
このお祭りが楽しくて楽しくてしかたがありません。
仰々しい出し物はほとんどありません。
こどもたちによる相撲大会、
スイカの早食い競争、
かき氷の早食い競争、
お父さんお母さんによるビール早飲み競争、
お母さんたちの尻相撲大会・・・・
そしてはずれ無しの大抽選会!
おまけにバーベキュー食べ放題に
ビール・焼酎飲み放題!!
(Photo by 船津 毅)
(Photo by 船津 毅)
台本もいっさいありません。
地区の役員のみなさんをはじめ、
お祭り好き、深川好きの人たちが
手作りでつくるお祭りです。
こどもたちの笑顔、お父さんお母さんたちの笑顔、
おじいちゃんおばあちゃんの笑顔!!!
みんながみんな笑顔、笑顔、笑顔!!
(Photo by 船津 毅)
(Photo by 船津 毅)
義務でもなく、やらされるわけでもなく、
自分たちが楽しむための純粋なお祭りです。
ホント、私は「深川まつり」が大好きです!!
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●上屋久っ子全員集合!友愛球技大会
熱戦!熱戦!また熱戦! (7/26)
7月23日(日)、
上屋久町の宮浦小・中学校校庭で
上屋久町子ども会友愛球技大会が開催されました。
この大会は、上屋久町各地区の子ども会対抗の球技大会で
キックベースボールが行われました。
(Photo by 船津 毅)
(Photo by 船津 毅)
上屋久町のこどもたちが一堂に会し競技をするわけですが、
こどもたちも大人に負けず劣らず地区の誇りをかけて戦います。
地区によっては夏休み前から練習を行い、
この大会に参加しています。
こどもたちの真剣勝負に、大人も一喜一憂!!
いやぁ〜、ほんと地区対抗というものは盛り上がります。
大会の結果は、以下の通りです。
◆男子の部
優勝:一湊子ども会A
2位:並木町子ども会(宮之浦)
3位:小瀬田・長峰子ども会
3位:永田子ども会
◆女子の部
優勝:永田子ども会
2位:一湊子ども会B
3位:旭新町子ども会(宮之浦)
3位:深川子ども会(宮之浦)
聞くところによると、
夕方もしくは夜に行われた反省会は、
どの地区もおおいに盛り上がったようです・・・
・・・大人が・・・???
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●7月26日、屋久島は梅雨明けしました。(7/27)
鹿児島地方気象台は、
7月26日に九州南部地方が梅雨明けしたとみられると
発表しました。
平年より13日、昨年より11日遅いそうです。
先週、先々週と続いた全国各地の大雨。
本土の鹿児島でも大きな被害をもたらしました。
でも、屋久島ではほとんど降りませんでした。
屋久島では実質的には7月中旬に梅雨明けしていた感じです。
ただ、雨は降らなかったのですが、
湿度は結構高く、ベタベタした日々が続いていました。
さあ、いよいよ夏本番!
みなさん!仕事に家族サービスにがんばりましょう!!
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●屋久島高校生が調査員として大活躍!(7/30)
7月中旬より、島民の方々を対象とした
アンケート調査が行われています。
内容は、
「暮らしの中の身近な自然や
世界遺産登録に対する島民意向調査」というものです。
これは、日本生命財団から助成を受けた研究プロジェクト
「世界自然遺産の管理における住民参加の可能性」
の一環として実施されるアンケート調査です。
今回のプロジェクトチームの研究目的のひとつに
「世界遺産登録が
地域社会に及ぼした影響を
地域住民の視点から明らかにする」
・・・というものがあります。
様々なしがらみを持った地域代表の声ではなく、
ごく普通に暮らしている島民の声を
明らかにしようというものです。
この調査に屋久島高校生が調査員として参加しています。
おじいちゃんやおばあちゃんをはじめ、
さまざまに世代の方々と語り合いながら
アンケートに答えていただく・・・・。
高校生にとっては、自分の知らない昔の話や
今現在、どのように思っているのか、考えているのか、
これから屋久島がどうなってほしいのか、
・・・というをお話を聞き、
たくさんの発見や驚きがあるようです。
また、今回のプロジェクトチームでは、
アンケート結果を研究者だけが分析するのではなく、
屋久島高校生をはじめ、地元サイドで分析することも
可能にしてくれています。
一体どんな結果になるのでしょう。
楽しみです。
尚、高校生が調査できない集落では、
屋久島の大人の調査員がアンケート調査に伺うそうです。
島民のみなさん!
どうぞ、本音を、思いを、大いに語ってみてください!
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