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            11月のニュース&コラム INDEX  (2007年11月分)
            ●いよいよ屋久島町長選挙です。 (11/9) 
            ●初代:屋久島町長は日高十七郎氏に決定 (11/12) 
                          今月のニュース&コラム
            ●いよいよ屋久島町長選挙です。 (11/9)
            11月6日、屋久島町の町長選挙が告示されました。 
  投票日は11月11日(日)。 
  11/5現在の選挙人名簿登録者数は 11,250人です。 
  (男 5,430人 女 5,820人) 
            立候補者は届出順に 
  小脇清治氏(64)、荒木耕治氏(57)、 
  柴 鉄生氏(64)、日高十七郎氏(67) 
  の四人です。 
            屋久島タイムスでは各氏のプロフィールに続けて、 
  屋久島町選挙管理委員会より発行された 
  「選挙公報」における各候補者の原稿をご紹介します。(敬称略) 
              
            ●小脇 清治(こわき きよはる) 64歳 無所属 新 
  会社役員(屋久島観光協会長、屋久島農協長、種子屋久農協常務)明治大卒 [安房] 
            [公報原稿] 
  小脇清治 
   私は屋久町長選で数度苦杯をなめ、政治の場からの撤退を考えていましたが、今回の合併劇における指導力不足、破産寸前の財政、血税の無駄使い、依然として民意を反映していない町づくりを目のあたりにし、「これではいけない、折角の合併を無にしてはならない。何とかしなければ」と島への熱い思いを断ち切ることができず心あらたに立ちあがる決意をしました。 
             旧法による合併ができなかった為、特例交付金17億特例債50億と言う島民の為に使われるべき貴重な財源の大半が失われました。厳しい財政状況下での船出です。新屋久島町は、町民の融和をはかりながら、新しい発想のもと、みんなの力を結集して、豊かさの実感できる、若者が夢と希望のもてる島にしなければなりません その為には徹底した行財政改革を断行し、税の無駄使いをなくし、企業感覚を導入してムダを省き、財源を確保して教育、福祉の充実、産業振興をはかる事が肝要です 世界遺産の追い風を生かし、自然も豊か、生活も豊かな屋久島を創ってこそ私達の心は満たされます。自分達が島づくりの主役であり、自分達の努力が島を元気にすると言う意識が必要です。一緒に汗をかきましょう。 
             私は皆様と同じ目線で改革を断行して借金のない豊かな屋久島を子供達に引き継ぎます。そして必ず結果を出します。是非、一度使ってみて下さい。 
             
              
            ●荒木 耕治 (あらき こうじ)57歳 無所属 新 
  会社役員(上屋久町商工会理事、屋久島農協理事、上屋久町議四期、町議会議長)亜細亜大卒 [宮之浦] 
            [公報原稿] 
  あらき こうじ 
   屋久島町を発展させるための七つの政策!! 
  一 集落の伝統や文化を大切にし自治組織の発展に努めます 
  一 財政の改革を推進します 
  一 医療と福祉の充実に努め暮らしの安心を確保します 
  一 地域に根ざした教育環境の整備を目指します 
  一 屋久島の特性を活かした第一次産業の振興を図ります 
  一 島の経済を支える商工観光業の振興に努めます 
  一 口永良部島の振興と発展に努めます 
  あらきこうじは、屋久島町誕生を契機に従来のしがらみや政治風土から脱し、互いを解り合い多くの参加協力によってまさに「自然も豊か、人々の生活も心も豊かな島」へ変貌すると考えております。そのためには、人心の一新はもとより、まずは新たな視点・発想で飛躍の基礎を創ることが重要であり、「若さと情熱!!」で新生「屋久島町」の発展を目指して頑張ります。 
             
              
            ●柴  鉄生 (しば てっせい) 64歳 無所属 新 
  会社役員(屋久島観光協会長、上屋久町議九期、町議会議長)中央大中退 [永田] 
            [公報原稿] 
  しば鉄生 
   自然も人の暮らしも共に豊かな世界一の島づくりを目ざし次の政策を約束いたします。 
            一、特別立法=遺産の島屋久島の保全と活用を担保する法律を実現すること。 
            健全財政を維持し、観光産業、農林水産業を振興し、島づくりの新しい公共事業、国策による教育の島、福祉の島、いやしの島の実現は国が責任を持つ法的枠組があってこそ可能です。 
   残念なことですが、これまでの為政者はこの大きな課題に無策に過ぎました。 
            一、二期八年の任期を条例で定めます。 
             健全な政治風土は地域発展の基本です。 
  地方政治の腐敗と行政停滞の原因として首長の多選を禁止する法律、条例の制定が大きな政治課題となっています。多選禁止の実現は 新生屋久島町の重要課題です。 
             しば鉄生は、子供たちが誇りとし夢を描くこの屋久島を永遠の宝物として守り生かすため、全身全霊を傾けます。 
              
            ●日高十七郎(ひだか となお) 67歳 無所属 新 
  旧屋久町長(竜天小・神山中助教諭、屋久町議四期、町長五期、全国離島振興協議会長)日本大卒 [安房] 
            [公報原稿] 
  日高十七郎 
   「天の時、地の利、人の和」を紡ぎ合わせる絶好機の到来。 
  清潔、公平、公正、そして連携と信頼を基に、公先私後の姿勢を常とし、名実ともに世界に誇れる地域社会の形成・郷土づくりに誠をもって一心専念。屋久島の歴史大変革の大事にのぞみ、これまでの経験を活かし最後のご奉公。 
   島づくりの「基本は人、基盤は地域、基準は世界」 
   ◎未来を託す人づくり ◎豊かさを育む環境づくり 
  一、新町まちづくり基本計画を基軸に屋久島環境文化村構想の推進を図り「屋久島スタイルによるまちづくり」を推進するため自治体基本条例を制定施行する。 
  一、地域経営計画の推進において、その要は集落自治の充実です。 
  そのための支援策として「村づくり活性化支援事業」の拡充強化を図る。 
  一、行政構造の変革にともない、システムの構築など一連の行財政改革施策の集大成でなければならない。そのために次のことを協力に推進する。 
  (1)行財政改革による効率的な地域経営 
  (2)町民・集落・行政が対話と協働による地域経営 
  (3)資源を活かす地域経営 
              
            ・・・・・・・・・・・・・・・ 
            以上です。 
  ・・・みなさんは、どのように感じられたでしょう? 
            投票日まであと三日・・・。 
  (*口永良部島の本村、湯向の二投票所は本日九日に繰上投票) 
            屋久島町民のみなさん!! 
  熟慮して悔いのない投票を!! 
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            ●初代:屋久島町長は日高十七郎氏に決定 (11/12)
            11月11日(日)、 
  10月に上屋久町と屋久町が合併した 
  屋久島町の町長選挙の投票があり、即日開票の結果、 
  旧屋久町長の日高十七郎氏(67)無所属が 
  初代町長に当選しました。 
            当日有権者数 11,131人(男 5,376人、女 5,755人) 
  投票者総数10,012人(有効9,949、無効63) 
  投票率=89.95% 
  ■選挙開票結果(選管最終) 
  当選 3,011 日高十七郎 67 無新 
     2,832 荒木 耕治 57 無新 
     2,659 小脇 清治 64 無新 
     1,447 柴  鉄生 64 無新 
            ■ちなみに投票者総数を分母にした得票率は以下の通りです。 
  日高十七郎氏 30.07% 
  荒木 耕治氏 28.29% 
  小脇 清治氏 26.56% 
  柴  鉄生氏 14.45% 
  *無 効    0.63% 
            日高十七郎氏、当選おめでとうございます。 
  また、荒木耕治氏、小脇清治氏、柴 鉄生氏も 
  お疲れさまでした。 
            投票率を見ると、 
  過半数の島民が日高十七郎氏を支持したわけではありません。 
            なにはともあれ、 
  これからが新生屋久島町の船出です。 
            日高十七郎町長の舵取りに期待します。 
            また、もう一方の住民代表である 
  町議会議員の活動にも期待します。 
            加えて、私たち町民も頑張らなければなりません。 
             
            ここで、再度、 
  日高十七郎氏の選挙公報原稿を記載しておきます。 
            [公報原稿] 
  日高十七郎 
   「天の時、地の利、人の和」を紡ぎ合わせる絶好機の到来。 
  清潔、公平、公正、そして連携と信頼を基に、公先私後の姿勢を常とし、名実ともに世界に誇れる地域社会の形成・郷土づくりに誠をもって一心専念。屋久島の歴史大変革の大事にのぞみ、これまでの経験を活かし最後のご奉公。 
   島づくりの「基本は人、基盤は地域、基準は世界」 
   ◎未来を託す人づくり ◎豊かさを育む環境づくり 
  一、新町まちづくり基本計画を基軸に屋久島環境文化村構想の推進を図り「屋久島スタイルによるまちづくり」を推進するため自治体基本条例を制定施行する。 
  一、地域経営計画の推進において、その要は集落自治の充実です。 
  そのための支援策として「村づくり活性化支援事業」の拡充強化を図る。 
  一、行政構造の変革にともない、システムの構築など一連の行財政改革施策の集大成でなければならない。そのために次のことを協力に推進する。 
  (1)行財政改革による効率的な地域経営 
  (2)町民・集落・行政が対話と協働による地域経営 
  (3)資源を活かす地域経営             
            
             
            
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